2011年3月18日金曜日

SAMURAI6バイス市ワークショップ開幕

SAMURAI6ワークショップ第3弾 
今回はバイス市が舞台です。

期間は3月11日(金)~3月15日(火)です。

今回のホストはバイス市赴任の隊員 田口です。

1日目の記事を担当します。

さて,バイス市は,耕地面積の約98%(直感で・・・)をサトウキビがしめるのどかな町です。
また,バイス湾沖は,ドルフィンウォッチングで有名です。



市内には,小学校が40校,高校が17校あります。

今回のワークショップでは,初めて3日間プログラムを組みました。
小学校と高校から理科と数学のコーディネーター(主任)一人ずつに参加してもらいました。

実は,今回のワークショップの企画段階でかなりの日程変更,会場変更があり大変だったのですが,我らがSAMURAI6のメンバーの協力もあり,なんとか実現することができました。

それでも,移動日として設定した3月11日からのスタートでは,全員が始めから揃うのは難しく,私一人で進めざるを得ませんでした。




1日目のプログラムは次のようになっています。
①オープニングプログラム
②ワークショップコンセプト説明
③サイエンスショー
④スローラーナープレゼンテーション

です。

今回のワークショップのコンセプトは「TREASURE」
子供は国の宝,先生も国の宝,フィリピンには宝がたくさんある

と,よいしょします。私たちの率直な気持ちを伝えます。




サイエンスショーでは前回のオプティカルイリュージョンの他に
日本のだるま落としや,アルコール爆発,などを取り入れてみました。



以前も思いましたが,サイエンスショー楽しいんですが,
意地になるフィリピン人には,若干不向きかなと思うときがあったりします。


最後は,スローラーナープレゼンテーション

勉強ができない生徒に対して,どのように接するべきかということを
伝えていきます。





内容はこの分野に精通しているSAMURAI6の一人で今回は任地の事情により参加できなかったU田隊員(通称パパ)から,いただき,わたしなりにプレゼンをつくり,伝えていきました。パパありがとう。













今回は,プレゼンの始めにデモを入れてみました。
始めに悪い先生,次に良い先生。

ファーストラーナーとスローラーナーは隊員が演じます。

しかし,この隊員スローラーナーなかなかです。

かなり手こずりました。




今回伝えたのは,手立てと言えるほどのものではありませんが

1ノートに生徒が写しやすくなるようにちょっとした工夫をしましょう。
2板書は筆記体ではなくブロック体で書きましょう。
3生徒が終わるのを待ってあげましょう
4教室をまわって,生徒の出来具合をチェックしましょう。
5できたことをほめてあげましょう。

以上の5つです。

先生の反応としては,まぁまぁでしたが,そんなのやっているよって感じの先生もいました。
こちらとしては,やっているのであればそれでいいんですけどね。




そんなこんなで,初日が終了。あっという間の3時間でした。


3日間プログラムの初日でばてばて,乗り切れるのだろうかとすでに心は折れていました。


しかし,ここからSAMURAI6メンバーの怒濤の活躍が始まるのでした。

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