2011年4月29日金曜日

SAMURAI6ワークショップ 4日目 反省会

4日目担当 田口です。

私たちSAMURAI6は,これまで紹介したように各任地で自分たちが
考えた基本的な授業スキル,そしてストラテジーを紹介し,
できるだけ,多くの方たちが理解できる努力をしてきました。

そして,終わった後には,かならず,反省会を開き,課題や良かった点を明らかにし,次につなげています。全員が現役隊員だけ会って,教育に対するこだわりは相当のものです。

そして,ワークショップ終了後の顔をつきあわせての反省会はやはり欠かせないものです。 メールや電話では伝わらないことってあって,面と向かって話すことでいろいろなことを理解できることってありますよね。













午前中は,会場となったDCPNHS(ドクターシシリオプトンナショナルハイスクール)で,今回の総括です。

ここで,あまり書いてしまうと次回更新の主催者本間さんの書くことがなくなるので割愛させていただきます。(本間さんよろしく)

そして,次回,タンハイセミナーについて,内容の確認などを行いました。
○ワークショップの内容。
○私たちが準備すべき内容
○ワークショップのねらい
(その後,任地に帰った袴田さんから内容が大幅に変更になったことがメールにて知らされました。ここではよくあることです。がんばれ~袴田さん)

9時からはじめて終わったのは12時30分。疲れた~。





その後,近くのカフェで昼食。
私は,お腹が減ったので,フィリピン風焼きそばパンシットとライスとケーキを注文,怒濤の炭水化物トライアングルにあえなく撃沈。フィリピンに来てから,食事にはかならず,ジュースと米がつくようになりました。





食事も終わり,午後からはDepEd事務所にて,今回のワークショップについての意見交換。

スーパーバイザーからはおおむね好意的な評価をいただきました。

私たちのワークショップ,プレゼンテーションはシンプルでストラテジーが明確でクリアであるとのことでした。

そして,参加者から聞いた,他の地区(タグビララン以外)の先生たちも事務所に来ていて,ぜひ,「私たちの地区でもSAMURAI6ワークショップを開いてほしい」とリクエストをいただきました。また,新年度から教員として働き始める先生たちにも,ワークショップに参加させたいとも言ってました。

そのときに,ぜひ,私たちにプレゼンテーションしてもらいと言われたのですが,うれしい反面,ちょっと考えさせられるところも。

なぜなら,私たちの最終的な目標が,このSAMURAI6のワークショップが私たちの手からフィリピンの先生たちの手に渡り,自分たちが授業で日常的に使えるようになることだからです。

このことについては,今後の課題の1つと言えるでしょう。







今後の活動について,熱く議論して,その日は過ぎていきました。


2011年4月28日木曜日

タグビララン ワークショップ 3日目

ワークショップ参加者の先生方とも、3日目をむかえ、
授業のことはもちろん、普段の学校における出来事についても、会話がはずみました。
朝、私の分科会(小学校算数2)では
「ヒロの家族は元気?日本の地震が起きたあと、子ども達と一緒にお祈りをしたわ。」
「避難訓練はどのようにやっているの?」(フィリピンの小学校でも地震と火事の訓練をやります。)
など、ことあるごとに地震に関することが話題になりました。
遠く離れたこの場所で、ちょっとでも日本のことを気にかけてくれている、そんな気持ちがうれしい3日目の始まりでした。

 《プログラム》
1、現地の先生方によるデモレッスン2

小学校算数分科会





小学校理科分科会


高校数学分科会

 高校理科分科会


 2、学校環境と、スローラーナーへの対応について

スローラーナーへの対応では、
reading, listening, expressing, concentrating
の4つのパターンを隊員達が演じ、
各自に対する対応の仕方を、デモンストレーションしました。
まずは、本間隊員による悪い例。
その次に、現地の指導主事の先生がよい例を示しました。

 学習環境については

The Broken Windows Theory (George L. Kelling 氏) 等を用い、
学習環境を整えることによる、学習への影響についての本間隊員の講義と、先生方による、普段の学校環境についてのディスカッションが行われました。




3日間を終え、徐々に先生方との会話、先生同士の会話も増えてきました。
任地の先生方によるデモレッスンでも、
自分の指導スタイルに、BAGONG RULEを組み合わせようとしている点が、
多く見られました。
一方で、やはり”もの”がないから教えることができない、という先生方の思いはあります。
たとえば、学習環境においても、”教室が古くてどうしようもないのよ”といった、
ハード面に関する課題が多かったように思います。
今あるものを有効に使おうと工夫する、ソフト面の大切さについては、息の長い取り組みが必要となっています。

今回のBAGONG RULEを意識した授業が継続的に行われていくように、
これから、本間隊員の任地での活動が始まります。



なお、3日目には、JICAフィリピンから益田信一次長と、新谷珠央調整員 が来てくださいました。

お忙しい中、ありがとうございました。


担当 袴田博紀
(DepED of Tanjay City)

2011年4月21日木曜日

☆タグビララン市セミナー 2日目☆

タグビララン市セミナー2日目の様子は、私、瀧本がお送り致します。
















この日のプログラムは、主に分科会形式が中心でした。
(小理:松永、小算:袴田、瀧本、中理:田口、中数:本間)
そして、目玉プログラムは、フィリピン人教師によるBAGONGルールを意識したデモレッスンプランづくり、及びデモレッスンと、SAMURAI6メンバーによる実際の子どもに対して行うデモレッスンでした。































また、我々は、前回のバイスセミナーでの反省を活かし、フィリピン人教師の皆さんがよりBAGONGルールにフォーカスした授業づくりを行ってもらうために、分科会形式で少人数を相手に十分時間をとって丁寧に説明を行いました。


それが功を奏したのか、フィリピン人教師の方々は非常に熱心にデモレッスンプランづくりに取り組み、よくBAGONGルールを意識したデモレッスンをなさってくれていました。
































特に、私が担当した小学校算数高学年分科会でのデモレッスンは、非常にBAGONGルールを的確に意識した、ほぼ完璧に近い授業でした。
私は、タグビララン市の先生方の吸収力の早さと応用力の素晴らしさに感動しました。































このような授業を勤務先の帰ってからも続け、さらに自分の同僚たちにも是非伝えて下さればと強く願いました。

そんな希望に満ち溢れた2日目でした。


3日目につづく・・・。







2011年4月18日月曜日

タグビララン ワークショップ 初日

ボホール島タグビララン市で侍ワークショップを開催しました。

初日の様子を、イロイロ市の松永がお届けします。

タグビラランセミナーのホストはこの人

大輔本間氏です。
セミナー2週間前に、任国外旅行に行くという暴挙を行ないながらも、
しっかりと、セミナーをまとめていくところは流石、ベテラン教師です。
















フィリピン人はほぼ100%の確立で、大輔さんのことを
「大好きさん」と呼びます。
ダイスキじゃなくて、ダイスケ!!と突っ込みたくなりますが
面白いのでいつもそのまま放置です。

















初日のプログラムは、
隊員のデモレッスン
サイエンスショー
BAGONGルール(Basic Teaching Skill)について


隊員のデモレッスンは,Bagong ルールを理解してもらう上で必要なので毎回やります。















今回は、
小学校算数…瀧本隊員、袴田隊員
小学校理科…松永















高校数学…本間隊員
高校理科…田口隊員でした。






毎回好評のサイエンスショー















そして、BAGONGルールの説明

Boardwork(板書)
Asking question(発問)
Good visual aids(視覚教材)
Operation of checking(机間指導)
Nice repetition(復唱)
Good Praise(認める、誉める)














今回は、特別ナンバーもあり、盛り上がりましたね。















ちなみに、、、
この日の夜の反省会&ミーテイングは
19:00~23:00近くまで行なわれました。。。。


ではでは、、2日目に続く。。。

2011年4月6日水曜日

侍FACEBOOK完成


FACEBOOK完成しました。
アカウントお持ちの方は、よろしくご登録願います。
SAMURAI SIX

か、侍六

で発見されるはずです。。。

2011年4月5日火曜日

瀧本隊員  ウエスト ビサヤ 州立大学へ



瀧本隊員の新しい任地は、パナイ島イロイロ市にあります、ウエスト ビサヤ 州立大学(West Visaya State University)です。今朝、任地に向けてマニラから旅立ちました。

Ayo-Ayo!!
袴田博紀