2011年5月27日金曜日

タンハイワークショップ1日目

タンハイ市理科ワークショップ1日目


今回は小学校理科とくに教材にフォーカスしたワークショップです。

ホストはいつも元気な袴田隊員


町を歩いていても,教育事務所にいても

「Hiro!!  HIro!!」 [Hiro!!  Hiro!!!」となんにもの人に声をかけられます。

普段の彼の姿が目に浮かびます。
今回の内容は・・・

午前中
サイエンスショー 松永隊員
BAGONG RULEプレゼンテーション


午後
サイエンスショー 袴田隊員
簡単な教材とティーチングプラン 袴田隊員
分科会
小学校6年 田口隊員
小学校5年 袴田隊員

こんな感じです。


午前注のサイエンスショーでは,松永隊員による空気の性質の実演。
毎度行いますが,これ,どこにいっても受けます。



特に,空気で人が持ち上がる場面と
空気砲でドーナツ型の煙が見えるのはなかなかインパクトがあるようです。

BAGONG RULEプレゼンテーションは,今回で4回目。
毎回基本的に内容は同じなのですが,それぞれの隊員がおわったあとに,
自分のプレゼンを改良しています。



余計なところはけずり,必要な部分は足す。
イロイロ州事務所でやったときからはずっと,わかりやすいものになりました。


とくに,今,私たちは一期一会で活動しています。

そのときそのときでベストは尽くしていますが,より高いレベルで各任地で
プレゼンする必要があると痛感します。


午後の授業では,筆者は小学校6年生の授業を担当。
内容は,心臓のつくり。



教科書には,豚の心臓を使ってみようと載っています。
さすが,食肉の国,フィリピン。

きっと市場などで簡単に手に入るのでしょう。

しかし,あついので,腐蝕が心配。


さらに,教科書と同じことをしても面白くないので,
色紙とマニラペーパーで心臓のモデルをつくり,それを使って授業。



まぁまぁ,OKかなという感じ。
感想では,モデルは分かりやすいと指摘していただきました。



ネグロスのひとはみな優しいのですが,
ここタンハイもいい雰囲気です。
でも,ちょっと私語が多いような・・・
昼休みに聞いてみると,
「タンハイの人たちはみんなおしゃべりなのよ~」
っていってましたが,生徒が授業に集中できないのは,教師の責任なのと同じように
参加者が集中できないの開催者の責任,つまり私たちの責任です。



その夜は,いつもの反省会。
私語が多かった原因として・・・。


①BAGONG RULEとワークショップそのもののコンセプトが明確ではなく,
参加者が目的意識を持てなかった。
②物品などが不足していた。
③事務所なども含め,自分たちの活動にまわりの先生たちを巻き込めなかった。
などが出ました。

ということで,この日の夜,それぞれの隊員が,分担して,コンセプトの説明やさらなる
ブラッシュアップを目指し,夜なべをしたとさ・・・。



その結果はどうなったかは次の更新で!!
Don't miss it!!

2011年5月23日月曜日

タンハイセミナー(0日目)



イロイロの松永です。

ネグロス島にてタンハイセミナーが実施されました。
今回のホストは、SAMURAIが誇るスーパーダンサー、カッポレ袴田隊員です。
 














今日は船1時間、バス6時間をかけ、イロイロからネグロス島タンハイ市に移動です。

車中、小説を読みふけろうと試みるも、揺れが酷く30分くらいで車酔い。。。

5時起床だったので、眠たい。。。Zz

そこで口を空け、よだれを垂らしながら熟睡に挑戦。。。Zz

なんとか着きましたタンハイ市。。。

疲れた~、、、、

バスにエアコンなんてものはないので、窓全開で
顔もすすだらけ、髪はガサガサです。


到着し、すっかりくたびれてしまいましたが、、、


今晩は袴田隊員からサプライズプレゼントが待ってました。
袴田隊員のホストマザーの手料理です。

マレーシアで修行を積んだ彼女のマレーカレーは天下一品です。

スパイシーな料理がほとんどないフィリピンで
これほどのカレーを提供できるシェフがいたのか!!という腕並み!!

ココ壱もびっくりです。(ココ壱:カレーのチェーン店ですが、、、東海地方だけ?)
カレーパワーで元気満々になりました。
 

では、明日からのセミナーにこうご期待!













2011年5月19日木曜日

SAMURAI6ワークショップ(タグビララン)総括

さて、遅くなってしまいましたが4月11-13日に行われたタグビララン研修会の総括です。

今回のセミナーワークショップは9月のグバット理数科研修から始まった一連のワークショップの総まとめ的な意味合いがありました。もちろん、この後に続くタンハイ小学校理科研修もあるのですが、「理数科」としてセミナーを行うのは最後だったからです。

ゆえに、私達の提案するBAGONGルールやセミナー自体のブラッシュアップや、バイス市から始まった分科会の内容を深めること、またタグビララン市教員の基礎教育力向上が今回ワークショップのねらいになったわけです。



成果はと申しますと…





成功っ!

と、少なくとも私達SAMURAメンバーは思っています。


では各項目の成果・まとめ
 ・BAGONGルール
 基本的な教育技術を見直す必要性について話し合った。結論から言うと、「基本がしっかりできてる先生はどんなアイディアを授業に取り入れてもうまくいく」ことが分かった。また、シンプルに授業をすることの重要性を改めて実感した。

 ・ショートデモレッスン
 その後のBAGONGの説明をしていくためにも、授業の前(移動日の夜)にメンバー間で打ち合わせをするほうが良い。

 ・分科会
 フィリピンの先生方とより深く交流できた。今後、教科別分科会も視野に入れていきたい。

 ・学習環境・スローラーナー
 各任地の状況に応じてオプションを用意することは有効である。

 ・その他
 もっと、多くの先生方に基本的教育技術の見直しを考えて欲しい!(今回は諸事情で予定人数より参加者が少なくなったため特に。)あと、教育事務所・JICA事務所の方々には大変お世話になりました。


と、こんなところでしょうか…

とにかく、非常に充実した3日間(反省を入れると4日間)になりました。関係者諸氏・SAMURAIメンバー、お疲れ様でした。
今後タグビラランで続くだろうフォローアップセミナーなどは機会を見つけて報告します(?)。



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palau221様

 今更ながらコメント読ませていただきました。
 返信が遅れて大変申し訳ありません。

 6月にフィリピンに来られるということで。
 お待ちしています。

 さて、ご質問にあったセミナーの件ですが、6月はまだ、未定です…
 6月末頃から2週間ほどパナイ島イロイロ市にてキャラバンをやろうと話をしておりますが、フィリピン全国統一テストの結果が出てからの準備になりますので、まだいつから行われるか、内容をどう組んでいくかなどの細かいところまで決まっていないのが現状です。
 メンバーそれぞれ各任地にて活動しておりますので、palau221さんの旅程とあえばご一緒に…という感じです。
 以下に私(本間)のアドレスを記しますので、詳しい話はメールで。

  dh1975@livedoor.com

 ↑ @を半角にして送信ください。