2011年8月1日月曜日

Iloiloキャラバン~Empowerment~ 1st Set!2011/7/18~19

皆さんこんばんは!
今回のホスト侍、瀧本です。
正直、身を削るとはこういうことかと実感しております。(笑)








ついにSAMURAI史上最長の2週間キャラバンがスタートしました。
今回は参加者を5つのユニットに分け、それぞれ1日ないしは2日間の、基礎指導技術に強調した授業づくりと、エンパワーメントにこだわったプログラムを行います。
なので、今回のメインイベントは、フィリピン人教師のデモ授業とその事後検討会です。








参加対象者は州レベルを越え、地方レベル規模で学生から各市町村の理数科責任者まで呼んでしまおうという、前代未聞の規模です!

ということで、まずはSAMURAIポロシャツ!





こちらは、イロイロ市の複合特別支援情緒学校に通う生徒さんの職業訓練プログラムで行っている、プリンティングサービスを利用させて頂きました。
かなりのデキに、メンバーもかなり満足げ!

この学校には、現在同じ協力隊仲間が配属されていて、今回大変お世話になりました。
有難うございました。

そして、前代未聞の規模ということで、今回はフィリピンを代表するTV局と地元有力紙の取材も入りました。






さて、肝心の初回ユニットは、私のお膝元、一応この地方で最も格式高いとされている国立西ビサヤ州大学の教育学部生約100名を対象にセミナーを行いました。






(セミナーの流れ)

・1日目:7/18
開会セレモニー
基礎指導技術、BAGONGルールの説明
サイエンスショー
評価シートの使い方
JOCVによるデモ授業(分科会形式、実際の子どもを使って)
事後検討会(分科会形式、評価シートを使って)
自作教材のつくり方講座(分科会形式)







・2日目:7/19
発問について(フィリピン人教授)
新SBTP(学校基盤型教員研修)について
学生デモ授業準備
学生のデモ授業(分科会形式)
事後検討会(分科会形式、評価シートを使って)
閉会セレモニー






学生たちは場数をふんでない分、まだまだ未熟な所をデモ授業で露呈してしまいますが、変なクセや固定観念がない分、素直に、貪欲に何でも吸収しようという前向きな姿勢を強く感じることができ、とても清清しい気持ちになりました。
この純粋で意欲的な気もちを、いくつになっても持っておいて欲しいものです。

「教師は生徒の鏡」

私自身、この子たちのためにもっと良い鏡にならなけばと、改めて自戒した1日でもありました。






ちなみに、1956年7月23日の日比国交回復にちなんで、7月は日比友好月間なんですね。
そんな記念すべき期間(23日も含む)にこのキャラバンを開催することができ、非常に嬉しい気持ちと不思議な縁を感じました。


第2セットへつづく・・・

 


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